こんにちは!かりんです。このブログを読んでくれて本当にありがとうございます。
「そもそも勉強ができるようになるにはどうしたらいいの?」
「何をどうしたらいいのかわからない!」と思いませんか?
そのような人に向けて、ここでは偏差値42以下の私が偏差値70超えの息子を育てた事実をもとに、勉強ができるようになるには何がもっとも大切なのかを具体的にお話しようと思います。
かりんこの記事はこんな人におすすめ!
*自分は勉強できないけど子供には勉強できるようになってほしい人
*お子さんの将来を考え一生懸命子育てしている人
*たくさんの教材をさせようとしてもなかなかうまくいかない人
このブログに書かれていることを実行することで必ずしも偏差値70超えの高校生になるとは限りません。一番大切なことは、お子さんに愛情をもって接し、今、何をすることがお子さんにとって最も大切なのかをあなた自身も考えてくださいね。
勉強ができるようになるための土台!



ここで問題!
子供にとって勉強ができるようになるには何が重要?
①ヒルネ②ヨフカシ③コウキシン



う~ん。
昼寝は「寝る子は育つ」って言うし、夜更かしはだめな気がする。
コウキシン?あぁ!好奇心か!カタカナわかりにくいな…



正解は~!!③コウキシンでした!



あ!まだ答えていないのに…
どうして急にクイズをしたかというと子供にやる気を出させるには親の背中を見せることが大切です!まず親が考えること!親ががんばっているところを見せることです!
と偉そうなことを言っていますが簡単だったでしょうか?
なぜ好奇心が最も大切なのか!それは「知りたい心」だからです。好奇心が育っていれば色々な事をおもしろいと感じ、「知りたい!」「もっと知りたい!」と思うようになりそれが勉強につながります。
残念ながら好奇心が育っていなければ何か新しいことを見つける力も弱く、見つけたとしてもおもしろいとか知りたいとあまり思いません。
勉強は何かを発見し知ることの繰り返しです。



好奇心があるのとないのでは、頭に入ることが全然ちがいます。
ありがちな落とし穴
小さいお子さんに「どうして?」「なぜ?」と聞かれた時こんなことを言ってませんか?
「お母さん(お父さんなど)にはわからないから大きくなったら調べてね」
親が子供によく言うことですが、これは大きな大きな落とし穴です!
せっかく子供が「色々な事に興味をもち色々な事を知りたがっているすばらしいチャンス」を逃しています。これにこたえてあげなければ、勉強ができるようになるための好奇心が育ちません。



かりんが小さい時にこればかりを言われていやでした。だからこんな…
小さい子供は「どうして?」「どうして?」と一日に何回も何回も事あるごとに聞いてくるので、確かに面倒ですよね。
ただでも子育てで毎日大変な思いをしてくたくたです。「ちょっと黙ってほしい」「うるさいな」と思うこともあります。
でも私は自分が子供だった時にこの言葉がとても嫌だったので自分の子供には同じ言葉を使いたくありませんでした。



自分の子供が聞いてきたことには全てこたえようと思いました!



そのおかげで勉強好きになったよ!
どうやってこたえるの!?
では、好奇心を育てるために実際にどうやって答えるのかを紹介しましょう!
雨雲はものすごく高いところにあって雨粒が降ってから落ちてくるまでにすごく時間がかかるんだよ。だから雨粒を降らしたあとに雲だけ動いていなくなって太陽が出てきたから晴れてるのに雨が降るんだよ。
他にも理由があってここは晴れているけど近くに雨雲があって雨粒だけが風で流されてきたり、ここからは見えない小さい雨雲がこの上にあって雨を降らすこともあるよ。
雲にはいろいろな種類があって雨雲はたくさん水分がある雲のことだよ。その水分が多くなりすぎると雨雲はその水分を持ちきれなくなるから雨になって降ってくるんだよ。その雨は1つ1つ粒になっているから雨粒って言うんだよ。雨粒にも大きさが色々あるよ。
雨雲がある場所の高さや雨粒の大きさによるけど10~40分ぐらいかかるんだよ。だから雨粒が落ちてくる間に雲が違う場所に行ったり、他のところの雨粒が風で流されたりするんだね。
晴れているのに雨が降ることを「きつねの嫁入り」とか「お天気雨」って言うんだよ。



「かりん!実は賢いじゃないか!」って思ってくれました?



調べながら話しただけです。



そんなことばらさなくても…それを続けることがすごいんだけどなぁ。



そのとおりだね!ありがとう☆
このように1つのことに対してたくさんのことを教えます。
会話の中には身振り手振りを使ってわかりやすくしたり、「お母さんも晴れているのに雨が降るのが不思議だったよ」「おもしろいね」「すごいね」などを入れて一緒に楽しんでください。
小さい子供はわかっていない部分もありますが、私はこのような会話を赤ちゃんの時からやっていました。
「赤ちゃんだからわからない」はないです。寝ている赤ちゃんをわざわざ起こして話しかけなくていいですが、起きている間はたくさん話しかけてたくさん聞いてあげてください。
家の中でも外でも
- おもちゃで遊んでいたら…
-
「このおもちゃおもしろいね。ふったら音がなるよ。こっちのおもちゃはどうかな?」
- バスを見かけたら…
-
「ほらあそこ見て。大きなバスだね。どこにいくのかな?〇〇行きって書いているね。〇〇には図書館があるんだよ。」
「ブーブーだね」と物の名前を言わず短い文章だけでなく物の名前もちゃんと言って長い文章で話しかけます。
もちろん小さい赤ちゃんのうちは何も返ってきません。
でも何度も繰り返し色々なことを見せたり話しかけることでちゃんと好奇心が育っています。
そのうち「あーあー」など言葉になっていなくてもお話するようになります。
「うんうん。そうだね。お話してくれるの?すごいね。」と返事をしてあげます。
すると赤ちゃんは話したらちゃんと聞いてくれると思ってどんどん話してくれます。
これはとても大切で何を言っているかわからないからとここでほったらかしにしてはいけません。
「ちゃんと聞いてくれている」安心感と「もっと話をしよう」とやる気が育ちます。
赤ちゃんではなくても同じことです。大人も自分の話に興味をもって聞いてくれる人がいると楽しいし、安心感がありますよね?だから何歳のお子さんにもそうしてあげてくださいね。
とくに赤ちゃんは毎日何か成長します。昨日は持てなかったおもちゃを少しずつつかむことができたなど、毎日あきらめずにがんばって練習していますよ。
大きくなると毎日ではなくても少しずつ成長しています。
スマホ時代なのでスマホを見たいと思いますが、急ぎでなければお子さんが寝ている間だけにして、せっかくのお子さんの成長とこれからの無限の未来を楽しみに目の前の子育てを楽しみましょう。
そりゃもちろん疲れますよ…
毎日毎日子育ては大変!その上聞かれたことを1つ1つ調べて丁寧にこたえることを繰り返すのでもちろん疲れます。
私は妊婦の時、半年も寝たきりでいないといけませんでしたし、私の息子は産まれてすぐ朝と夜が逆転している子で明け方の5時になるまでいくら寝かしつけても寝ませんでした。
しかもミルクは嫌いで飲まず、私は疲れきっていてほとんど母乳がでないし、離乳食もあまり食べないので息子はつねにはらぺこ状態で機嫌が悪く、さらにアトピーだったのでかゆさもありずっとぐずっていました。
寝かそうとしてもすっかり抱き癖がついていて、布団に寝ころばせるとすぐに泣きます。
布団になんとか寝ころばしても30分おきにかゆくて泣いて目を覚まします。
つねに抱っこして部屋中を歌いながら歩いてあげないと大泣きするし、私以外の抱っこも大泣きです。私が見えなくなった瞬間大泣きです。
こんな状態が何か月も続きました。
やっと幼稚園に入園したと思ったら今度は朝起こすのに1時間以上かかりました!
というのも、こんな状態だったので赤ちゃんの頃は全然体重が増えず、色々なところに相談していたのですが、そのうちの1人の方に「大人はなんとでもなるのですべての時間を子供に合わせてあげてください」って言われました。
だからその言葉をうのみにすべての時間を子供に合わしたわけですが…



私の子育ての一番の反省点でした!そのお話はのちほど。
朝と夜の逆転がましになったとはいえ幼稚園になってもちゃんとはなおってなかったですね。



そりゃくたくたですよ…



でも苦労して育てたからか「絆」がすごいあると思います!
子育ての参考書は見た?
私が流産しかけてもふらふらになって子育てしていても私の母は全く手伝ってくれません。その忙しさの中で子育てに関する本は全く読む時間がありませんでした。
何が正解か不正解かわからないので「自分で考えて自分の信念をもって子育てする」しかなかったのです。
しかしのちに幼稚園に入って少しだけ時間ができたので、幼稚園からもらってくるコラムを読んだりしましたが、私が考える子育てとは全く違いました。
だから妊婦の時も子育ての時も本とは違う考え方なので、結局自分で考えて子育てをしていたと思います。
とはいえ、その時は結果がわからないので本当に大変でしたが、こうやって16年ほどたって想像以上の結果を得ることができたのです。
子育ては真面目にやればやるほどうまくいかないことに疲れ「どうしてうまくできないのか」と自己嫌悪にもなりますし本当に大変です。
しかし、今では「私が学生時代に見られなかった景色」を息子がたくさん見せてくれます。
この幸せはここまでがんばったからこそ大きな感動と喜びになっています。
「聞かれたことにすべて答える」これは簡単なことですが続けることが難しいです。
子供は毎日とんでもない数の「どうして?」を言うからです。
それでも私が見た景色をあなたにも見てほしい。大きな感動を味わってほしい。
…とはいえ、私ほど何年もすべてに答え続けることはとても大変です。忙しい時に何回も調べて説明して時間はかかるし疲れるしイライラします。
だからすべてでなくても答えることをなるべくたくさん増やしてください。
そうすれば好奇心は育ち偏差値70超えでなくても勉強ができる子に育ちやすいのではないかなと思います。



ここの力加減はうまくやってくださいね。



好奇心の育て方は他にもたくさん紹介するよ!
まとめ:勉強ができるようになるために子供に必要な好奇心
最後に紹介した内容をおさらいしてみましょう!
①勉強ができるようになる為には好奇心が大切!
②聞かれたことでわからないことはきちんと調べて教える
③赤ちゃんの時からたくさんのことを長文で教える
④疲れるけど子育てを楽しむ
繰り返しになりますが、私が実際に16年間やってきたことをやったからといって、必ずしも偏差値70超えになるとは限りませんが、あなたのお子さんへの愛情とやる気でコツコツと実行することで少しずつでも良い方向にむかえると思います。



無理は禁物。休める時はちゃんと休んでくださいね。

